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データでわかる

特別支援教育の問題点

表紙.jpg

illustrated by ゆらり

 ここでは、インクルーシブ教育に逆行している特別支援教育の基本的なデータを、CP chanが勝手に作って紹介します。元になるデータは、以下。毎年秋に更新。

●見るときのポイント

 障害者権利条約では、分離された教育の場はインクルーシブ教育ではないと定義し、障害のない子もある子も普通学級で学ぶことが原則であるとしています。しかし、日本の特別支援教育は、インクルーシブ教育の理念に反して、特別支援学校や特別支援学級を多様な学びの場として推進しています。その結果、特別支援学校と特別支援学級の数や、児童生徒数が急激に増えるという、条約に逆行する状況が進行しています。これは、世界でも稀有な状況です。

○小学校・中学校・高校の児童生徒数(A)と

 特別支援学校の児童生徒数(B)

2021年小中高生.JPG
2021年特別支援学校生.JPG

○特別支援学校の転出入者(Bー2)

  • out:特別支援学校から転出

  • in : 特別支援学校へ転入

2021年転出入者.JPG

○特別支援学級の児童生徒数(C)

2021年特別支援学級生.JPG

○通級指導教室の利用児童生徒数(D)

2021年通級指導教室生.JPG

大フォーラム
 11月29日行動 
へのご参加を!

 わたしたち‘「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会’は、下記のように、次の行動をおこないます。

​☆2024年11月29日(金)
午後4時;衆議院第二議員会館前 集合
午後7時;厚生労働省前 解散

①    国連の障害者権利委員会の総括所見を推進するため、総理大臣などへの申し入れ
・午後4時、衆議院第二議員会館前に集合し、内閣府に移動。これまでに集めた署名を添えて、内閣府への請願をおこないます。

②    厚生労働省前行動

・午後5時から、厚労省前で、アピールとビラまき行動
 精神病院や入所施設における隔離・収容体制を続け、地域社会で生活するための保障を行わない厚労省。 隔離された中での虐待や死亡事件について、責任ある調査も対策も打とうとしない厚労省。 福祉を受けられない「制度の谷間」に置かれた人々の状況を改善しない厚労省。
社会保障制度、しょうがいしゃの制度、介護保険制度をはじめとする、社会保障制度を危機にさらす、厚労省。
 こうしたそれぞれの思いを、厚生労働省の前で、訴えましょう。


 

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